現役ハウスメーカー営業マンのミヤビです。
今回はイギリスを代表する作家アーノルド・ベネット著書、「自分の時間 1日24時間でどう生きるか」について、まとめました。
『朝目覚める。するとあなたの財布には、まっさらな24時間がぎっしりと詰まっている』
自分の時間の使い方を改めて考えさせられる本です。
この本はこんな方におすすめ!
- やりたい事はあるが時間がない
- 毎日が楽しくない
- 成長を感じられない
この本を読むと、時間についての自分の考え方が変わるきっかけになります。
ポイントは以下の3つです
- 時間についての考え方
- 時間の使い方
- 時間の使い方の注意点
それでは、ひとつずつみていきましょう!
時間についての考え方
この本のテーマともいえる一番重要な部分です。
この部分を理解するだけでもこの本を読んだ価値は十分にありますし、実際に何度も読み返して、自分の感覚に染み込ませたいと私が感じた部分です。
次の一文にこの本のすべてが詰まっているといえます。
『朝目覚める。するとあなたの財布には、まっさらな24時間がぎっしりと詰まっている』
時間とは、今を生きる全ての人に与えられた、唯一の共通の概念です。
地位や権力があっても1日25時間にする事はできません。
お金のように残しておいても貯まることはなく、誰しもが1日を終えるとゼロになり、1日が始まると24時間また足されます。
やりたい事はあるけど、仕事や家事があってできない事があると感じている人は是非読んでみて下さい。
時間の使い方
次は、実際に生まれた時間をどう使うかについて解説します。
まず大前提、頭を使い過ぎて倒れる事はないというのがこの著者の考え方です。
まずは平日の仕事後、90分だけ確保しましょう。
そしてその90分間は自分の知的好奇心に素直に耳を傾け、自分の精神的な成長に繋がる事に取り組んでみましょう。
仕事の日は仕事と決めつけない事がポイントです。
もう一つは、通勤時間の使い方です。
せっかく誰にも邪魔をされない通勤時間は、自分の思考を集中させるトレーニングの場として活用しましょう。
なんでもいいのでひとつテーマを決めて、その事だけをとにかく集中して考えるのです。
慣れないうちは、集中して考えていたつもりでも、気が付くと別の事を考えていることもあるでしょう。
しかし、それを乗り越えると自分の思考をコントロールする力が身に付き、平日夜の90分間の自己成長の効果がより高まる事でしょう!
時間の使い方の注意点
時間を自ら生み出し、集中して平日の夜90分間を自己成長のために使うようになると、自分を誇りに思う事ができ、また自身の成長も肌で感じ、日々をいきいきと過ごせるようになります。
そうすると時間を有効活用できていない人に対し、愚かであると感じるようにもなってしまうかもしれません。
しかしここで陥ってはいけないのは、物知り顔になってまわりを見下さないことです。
家族や友人に対して、時間の使い方を押し付けてはいけません。
自分自身の成長を噛みしめながら黙々と続ける事が大人のたしなみです。
そしてもうひとつ大切なポイントは時間の使い方の計画はゆるく設定する事です。
大きな目標をたてて失敗するのではなく、小さな効果を日々重ねていく事の方が大切だからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この本は著者の本業が小説家であるだけあって、大変読みやすい語り口になっています。
本のページ数自体も、他の自己啓発本に比べるとかなりボリュームは少ないので、あまり本を読みなれていない方でもスラスラ読み進めることができると思います。
時間の概念を正しく理解する事は全ての人に役立つので、なるべく若い内に理解をして、自分では想像ができない高みを目指して人生をより良いものにしましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!