家づくりをする際に土地購入から進める方も多いと思いますが、土地を買うこと自体はじめての方がほとんどです。
せっかく気になる土地を見つけたとしても、
「本当にこの土地でいいのか?」
「他に良い土地がでるかも・・・」
いろいろ悩んでいる間に売れてしまって、また情報収集からやり直し。
こんな方が多いのが現状です。
そこで本日は、土地購入を成功した人がどんな流れで土地を買っているのか、営業現場でみてきたリアルをお伝えします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 土地探しをスタートした
- 土地を買おうとしているが不安
- 土地がなかなか見つからない
まずは、どんな人が土地購入を成功されているかをお伝えします!
結論:ノリが良い、勢いがある
このポイントが非常に重要になっていきます。もちろん、なんでもいいから決断力がある人というわけではないので、以下おさえておくべきポイントをお伝えします。
まず決めておくコト
土地購入をすすめるにあたってまずは決めておかないといけないポイントが2点あります。
それは、
- 家づくりプロジェクトの総予算
- 家と土地どちらにウェイトを置くか
この2点が曖昧のままでは絶対に土地は購入できません。
まずは、自己資金、世帯年収からの借り入れ可能額、生前贈与等をはっきりさせて、家づくりの総予算のあたりをつける。これが最も重要です。
買う土地のあたりを決めてから、親にいくらもらえるか聞くという人が多いですが、順番が逆です!
いくらもらえるかあたりをつけてから土地を探さないといけません。遠慮せずに聞きましょう!
今は住宅購入のための生前贈与は非課税となり、節税対策にもなりますので、それを切り口に聞いてみましょう。
失敗する考え方
結婚と土地探しはよく似ていると言われますが、どちらもうまくいかない人には共通点があります。
それは、100点満点の土地をさがしているという点です。
土地の値段は何百万円から何千万円と大変高価です。しかも基本的には一生そこに住むと考えると、どうしても慎重になってしまうのは仕方がないのかもしれません。
ただ、どんなに良い土地であっても駄目なところに目を向ければ、いくらでもあるのも事実です。(駅が遠い、面積小さい、価格高い、etc..)
60~70点くらいでいいやという感覚が非常に大切です。
土地だけで100点を目指さなくても大丈夫です。
その土地に家ができあがってはじめて100点満点が出せればいいのです。
買ってはいけない土地
60~70点でいいとは言いながらも、買ってはいけない土地もあります。
それは、
- 高低差がある土地
- 前面道路がせまい
この2点は、家づくりの際、造成費用や小運搬がかかってコストを圧迫しますので注意が必要です。特に高低差については、【良い土地=高低差がない土地】といっても過言ではないくらい重要です!
逆に、この2点さえ問題なければ、北向きだろうが、駅から遠かろうが、良い住まいの提案はできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「親に率直に贈与額を聞く」、「60~70点でよしとする」等、土地購入をすすめていくにあたって、ノリと勢いが重要であるとご理解頂けましたでしょうか?
土地を探す期間が長くなればなるほど、「あの時のあそこの土地の方がよかった」という事が増えて、決めきれなくなってしまいます。
土地は探すのではなく、今ある中から選ぶという感覚です。
これからも良いづくりのために一緒に学んでいきましょう!