サラリーマンである限り、基本的に上司は選べず、人間的に尊敬に値しない上司の部下になる事もあると思います。
僕が勤めている住宅営業の業界はバリバリの成果主義であり、売ってナンボの世界です。
逆を言えば、売れてさえいれば、人間的に多少問題があろうと出世できます。
そして、パワハラを問題視されている昨今であってもパワハラ横行しているのが現状です。
僕が勤めている会社は大手ハウスメーカーなので、会社としてはパワハラ絶対禁止です。定期的にパワハラを防止するための研修も行われています。
入社した当社に比べればだいぶマシにはなりましたが、世間の常識とはまだまだ乖離していると思います。
先日、実際にあった例をお伝えすると、営業会議中に、ある1人の営業マンに対して、人間性を否定する程の追求をしていました。まさに暴言。散々ボロクソ言った後、最後に「これってパワハラ?笑」って笑いながら冗談ぽく言って、会議を終えてました。
まわりのメンバーも笑って冗談ぽい空気感にして終える。これが現場の実情です。会社の方針が変わっても現場に反映されるのには時間がかかるのです。
選択肢ほ3つです。①会社を辞める②耐える③抜く。
①の場合、例えば転職すれば一旦は解決はしますが、将来に向かって自分が尊敬する上司の元で働き続けれる保障はありません。
②の耐えるは絶対おすすめしません。心を病んでいく人をたくさんみています。
③抜く。これが僕の考え方です。尊敬しない上司の下についているという事は、少なくとも会社からは、その上司より能力が低いと判断されているという事です。
こんな情けない事はありません。平然とパワハラしてて、尊敬していないような上司に勝てていない自分が1番悪いのです。
「文句があるなら偉くなれ。」組織で働く以上、気に入らない事があるなら上にたつしかありません。
営業の世界は本当につらく、何度辞めようと思ったか数えきれません。ただ、どんなに嫌いな上司、尊敬できない上司であろうと、少なくとも自分より営業成績を残しているのです。だから僕はこの営業という世界で頑張れています。
転職、独立、休職、我慢。いろんな選択肢があると思いますが、僕は「打倒」という考え方をとって、この先も、自分と家族の幸せのために仕事をしていきます。