こんにちは。現役ハウスメーカー営業マンのミヤビスズキです。
新築を依頼するハウスメーカーを決定する際の決め手について、家づくりを失敗しないために、気を付けるポイントがいくつかあります。
今回は、そのポイントについて、プロとしての意見をお伝えできればと思います。
この記事は以下の方におすすめ!
- ハウスメーカーを決めようとしている
- 家づくりをはじめるところ
- 将来はマイホームが欲しい
まずは結論をお伝えします。以下の3点がポイントとなります。
- プラン
- 値引き
- 営業担当
この3点をハウスメーカーを決定する際の決め手にしてしまうと、家づくりを失敗してしてしまう可能性が非常に高いです。
しかしながら、長い時間をかけてこの3点を決めるための打ち合わせを続けている方がほとんどです。
この3点を追及したところで、良い家づくりはできません。
ひとつずつ解説していきます。
プラン
プラン、つまり間取りの打合せに時間をかけている方。
家づくりを失敗してしまう可能性が高いので、進め方には注意が必要です。
もちろんある程度の情報収集は必要です。インスタやブログでもたくさんの情報が得られますので、家づくりを始めるきっかけには大変参考になります。
水回りは1階か2階か?必要な部屋数は?和室の有無は?
これくらいの大まかなポイントを決まる事ができれば、問題ありません。
なぜならハウスメーカーを決めた後にもプランの変更は可能だからです。
営業マンとしての立場でお話をすると、プランの打合せは楽しいです。
お客さんも楽しそうに、いろんな意見を言って下さるのプランの打合せは僕も好きです。
ただ、プランにばかり注目してしまい、一番しっくりするプランができたという理由でハウスメーカーを選ぶ決め手にしてはいけません。
値引き
値引きを条件にハウスメーカーを決定しようとしている方。
家づくりを失敗する可能性が最も高いです。
ビジネスに限らず、取引上行われる値引きには必ず理由があります。
例えばコンビニでおにぎりを買うときにもし20%オフになっていたら賞味期限を見ませんか?
世の中の値引きは、消費者に何かしらの制限がある事によって成立します。
例えば上記の例の場合、買ったおにぎりを通常より早く食べないといけないという制限がありますね。
ハウスメーカーで値引きを提示された場合は、何かしらの制限について説明を受け、それ相応のデメリットがないと成立しないことを頭の片隅に置いておいて下さい。
【頑張って上司とかけあった】⇒これはお客様側に制限が何も無いので、ただのパフォーマンスです。
【今月契約を条件】⇒一見、お客様側に制限がありそうですが、住宅という商品は、注文を受けてから作ります。在庫リスクを抱えないという性質上、契約時期はハウスメーカーには関係ありません。
では住宅の値引きとはいかなるものか?
答えは、【元々その値段だった】
これが一番近い表現です。
営業戦略上、利益を縮小した値引きがあるのも事実ですが、それで数百万の値引きはあり得ませんし、もし提示されたらその担当者は信用しない方が得策です。
営業担当
営業担当との相性はとても大切です。
「あなたが営業担当だったから決めました!」
こんな言葉をかけて下さる方も当然みえますし、営業冥利に尽きます。
営業をしていて一番嬉しい瞬間である事は言うまでもありません。
ただ、営業マンでハウスメーカーを決めてしまうの危険という事です。
ハウスメーカー選びで最も大切なのは、使う材料と施工品質です。
この2点をクリアできたメーカーである事が大前提で、その上で営業担当との相性をみていきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハウスメーカーを選定していく中で、情報収集はとても大切です。
良くも悪くも、今は家づくり関連の深い情報が簡単に手に入れられる時代です。
まずはご自身の大切にするポイントを知るためにも、ご自宅で情報を得ましょう!
モデルハウスで相性の良い営業担当にあたると、トントン拍子に家づくりが進んでしまうのも事実です。
事前に情報を得て、ご自身の家づくりで大切にするポイントを知るためには、個々のハウスメーカーのサイトから直接資料請求すると良いです。
もし、まだハウスメーカーをしぼれていない場合は、以下のようなサイトでまとめて資料請求するのもおすすめです。
今後も失敗しない家づくりのための情報発信をしていきますので、これからもよろしくお願いします!