ハウスメーカーの営業マンの年末年始の過ごし方をお伝え致します。就職や転職をお考えの方のご参考にして頂ければと思います。
■いつからいつまでが休み?
会社自体の休みの期間は割と長めで、だいたい毎年12/28あたりから1/5までです。ただし、営業マンで、モデルハウスに勤務している人は、1/2から交代しながら当番に出てます。出社した分は、手当申請や振替休日で対応できます。約10年前は暗黙のルールで振替で休みは取れませんでしたが、今はしっかり休めます。
■仕事内容は?
モデルハウスが立ち並ぶハウジングセンターでは、年始イベントとしてキャラクターショーや餅つきイベントを開催していますので、それに合わせて各ハウスメーカーが無料の福袋を準備して、来場促進をはかっています。お客さんが外を歩いているときは、外で呼び込みもしますが、事務所内で談笑している事が多いです。
仕事といっても、正月の接客は、モデルハウスでの集客がメインなので、イベント会社スタッフのバイトみたいな感覚です。正月早々に着座してしっかり家づくりについて話を聞きたいという人はあまりいませんので。まずは集客して、家づくりに興味がある人に対しては、現場見学会などのアポイントを取って、後日じっくり折衝という流れです。
■どんなお客さんが来るか?
年始に来場されるお客様は、両極端です。
①新年をきっかけに本格的に家づくりを考え出す人
②家の計画は全くないが、福袋をもらいにくる人
上記のどちらなのかを、短い会話から読み取る力が必要です。
正月は親戚や友人に会う機会も多いです。例えば、久しぶりに会った友人が家を建てていることを聞くと、イベントもやっているし近くのモデルハウスでも見に行ってみる?という会話が夫婦で起こりやすいので、正月は家の計画がスタートする方も多いです。
また、両親から住宅用に贈与の話が出るのもだいたい正月の帰省時です。
■まとめ
来場数に対して、実際に家を計画している人は少ないですが、本格的に家づくりのスタートのタイミングで、信頼できる営業マンを探している人がいるのも事実です。
接客や世間話をしながら住宅購入の見込客となりえるかを判断して、一番必要とされている情報をお伝えして、次回アポイント取得に繋げましょう。