私は約15年間かなりのヘビースモーカーでしたが、現在は禁煙をして約2年になります。
当時吸っていた頃を思い出すと、15年間喫煙していた期間の内、やめるまでの最後の5年間は辞めたいと思いながらも辞めれず吸っていました。
何十回と禁煙にチャレンジしては失敗をして、禁煙パッチ、禁煙ガム、最後には禁煙外来にも行きました。
数日から数週間は我慢できるのですが、またふとしたタイミングから気づいたら吸い始めている事の繰り返しでした。
禁煙外来に行った時は、なかなか調子が良く、半年くらい禁煙でき、いよいよ辞めれるかと思ったのですが、また吸い始めてしまいました。
禁煙外来でダメならもう一生辞めれないだろうなと思って半分あきらめてました。
しかし、今は2年間禁煙できていますし、この先も吸わないだろうという自信がはっきりとあります。
何が変わったか?
実は、タバコに対する考え方を変えました。たったそれだけです。
失敗していた時は、タバコは身体に良くない、百害あって一利なし。臭い。ダサい。だからやめようみたいなマイナスイメージをタバコにつけてやめてました。
成功している今回は、タバコに対する私のプラスのイメージをつけながらやめました。
例えば、誰かがタバコを吸っている姿を見ながらカッコいいなぁって思ったり。
例えば、タバコ吸ってる人達のコミニュティってうらやましいなぁって思ったり。
そうやってタバコの良い面に意識的にフォーカスしながら禁煙を始めると、頭の中で無意識にタバコの悪いところを探し出してくれます。
有意識と無意識では、圧倒的に無意識の力が強いので、自ずと無理なく辞めれるのです。
意識的にタバコの悪い面にフォーカスしても、無意識にタバコの良い面を脳が見つけ出してくるので、結果、吸ってしまうのです。
もう一度言いますが、有意識より無意識の力の方が強いのです。
それを逆手にとって禁煙すれば、禁煙補助グッズに頼らずとも、結構あっさりと辞めれます。
実際に辞めれると、辞め続けているメリットの方が圧倒的に大きいので、継続して禁煙できるのです。
今でもタバコを吸っている人をみると美味そうだなぁと思いますが、それを否定せず、素直に受け入れる事で、無意識に禁煙を続けるメリットを脳が見つけて来てくれる、今はそんな感覚です。
自分の感情に嘘はつくのではなく、上手く利用して、是非禁煙してみて下さい。